
ヨーガとは
心と体の健康法
ヨーガは、インドで生まれ5000年の歴史を経て完成された「心」と「身体」の健康法といえます。
そしてヨーガは、「体操」、「呼吸法」、「瞑想法」の三つから成り立っています。
若い人はもちろんですが、高齢者にも無理なくできるみんなの健康法です。
体 操
短時間でもいいので、毎日ヨーガの体操をやれば、肩こりや腰痛、不眠症などの不快症状が改善されて健康感が取りもどせ、心もすがすがしくなり、幸福な日々が得られます。
呼吸法
呼吸は、自分の意志でコントロールできます。ということは、呼吸をとおして自分の「心」と「身体」をコントロールできるということです。
瞑想法
瞑想は、ヨーガの本命、体操も呼吸法も、瞑想の準備段階といえます。心がととのってこそ、人間の心身のバランスがたもてるわけです。
当教室のヨーガについて
■当教室のヨーガは、日本のヨーガの第一人者である故佐保田鶴治先生の提唱されたヨーガです。
■ヨーガは健康で長生きするための体操です。若くて元気な人でないと出来ないとか、難しいアクロバット的な体操をすることではないのです。
■ヨーガは高齢者でも体の不自由な人でも出来るのです。易しい体操を無理しないでやればいいのです。お年寄りはお年寄りらしく、ぶざまな格好でいいから続けてゆくうちに少しずつ慣れて体が柔らかく動いていくようになります。そして体も心も良くなってくるところがヨーガの素晴らしいところです。
■このように素晴らしいヨーガですが、行う時は「三要素」と「四原則」を大切にして行わなければなりません。ここが他の体操と大きく違うところです。
■ヨーガは若い方ばかりでなく、ぜひとも中高年齢者におすすめしたい健康体操です。ヨーガを毎日の生活に取り込んでお元気で長生きしてほしいものと思います。


三要素と四原則
ヨーガにとって、、最も大切なものに「三要素と「四原則」があります。これらがどのようなものなのか、まず説明することにしましょう。
三要素
三要素には、体操(アーサナ)、呼吸法(プラーナーヤーマ)、瞑想(メジテーション)の3つの部門があり、実習の中で三位一体となってとけあってゆくのです。
3つの部門が右図のようにそれぞれ関係を保ちながら同時に行ってゆくので相乗的な大きな効果を心と身体の上にもたらすのです。
このところが他の体操と大きく違い、素晴らしいところです。
体とこころの両面がヨーガを行うことでととのって幸せで健康な人生を送ることが出来るのです。
佐保田鶴治先生のヨーガを一生つづけていってください。
四原則
①ヨーガの動作はできる限りゆっくり、なめらかに行うこと。(中国の太極拳の動きに似ています。)
②体の動きに呼吸をつけて行うこと。(ヨーガは音楽や号令に合わせて行う事はしません。)
③ヨーガ体操を行っている時は、こころを体にさし向け、うわのそらでしません。
④ヨーガ体操はゆるめることを大切にします。ゆるめるための手段としての緊張です。(ゆるめることによって心と体が心地よく、ストレスの解消にもなり、体の中からエネルギーが湧いてくるのです。)
この四原則を守って行わないと期待した効果は得られないのです。
◎美しいプロポーションをいつまでも
ヨーガは骨格のゆがみを直し、しなやかにします。体のバランスをととのえ、姿勢をよくします。年をとってもプロポーションを美しく、元気でゆきましょう。